インテリアのベストな配色バランスとは？　その①

かして＋のインテリアスタイリストSです。

今回のコラムは、お部屋を広く見せ統一感のある素敵なお部屋作りのポイントを幾つかご紹介させていただきます。

保有物件の雰囲気はどんな感じにされていますか？

モノトーン系　・ナチュラル系・　ホワイトを基調になど様々な好みがあるかと思いますが、どんなコーディネートをする時にも覚えて置くと良いポイントがあります。

インテリアを選ぶ上で、お部屋全体の配色に合ったものかどうかは大事な要素です。自分の好きな色のアイテムを無計画に取り入れていると違和感のあるお部屋になってしまいがちです。

お部屋全体の配色をうまくまとめるためには「ベースカラー」「テーマカラー」「アクセントカラー」の配分を考える色彩計画　（カラースキーム）を考える事が大切です。

それぞれに効果を考えた配色をすることで、お部屋の印象を一気におしゃれにまとめることができますよ。

センスの良いお部屋を作るには、「ベースカラー」「テーマカラー」「アクセントカラー」の3色程でまとめるとスッキリします。 それぞれの配分は、おおよそこのくらいの比率が適切かと思います。

ベースカラー…70% テーマカラー…25% アクセントカラー…5%

べースカラーはお部屋の70％ほどと中心となる色。床や壁、天井などがこれにあたります。

大体のお部屋では白・アイボリー・ブラウン系のお色が多いと思います。床や壁に派手な色を選ぶと落ち着かない部屋になってしまうので、合わせやすい、良い意味で無難な、馴染みやすい色にしておくと、どんな色彩計画にも対応しやすくまります。

床と壁の色が違いすぎてまとまらないときは、壁に近い色のラグマットを敷いたり壁紙を張り替えたりファブリックをかけたりと工夫をし、大半の面積を占める色をホワイト系の明るめの色にしておくとお部屋を広く見せることができます。